4 ◯副議長(青木 紘君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により、議長において、
7番
石須大雄君 27番
山沼茂敏君 30番
柳清利勝君
以上3君を指名いたします。
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会 期 の 決 定
5 ◯副議長(青木 紘君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。
今期定例会の会期は、本日から12月17日までの15日間といたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
6 ◯副議長(青木 紘君) 御異議なしと認めます。
よって、会期は、15日間と決定いたしました。
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議 長 辞 職 の 件
7 ◯副議長(青木 紘君) 次に、日程第3
議長辞職の件を議題といたします。
本件は、
地方自治法第117条の規定により、
荒木泰行君の退席を要する事件であります。
議長
荒木泰行君から議長の
辞職願が提出されております。
まず、その
辞職願を職員に朗読させます。
〔
職員朗読〕
───────────────────────────────────────
辞 職 願
私儀、今般都合により、
高岡市議会議長を辞職したいので、許可されるようお願いいたします。
平成24年12月3日
高岡市議会議長
荒 木 泰 行
高岡市議会副議長
青 木 紘 様
───────────────────────────────────────
8 ◯副議長(青木 紘君) お諮りいたします。
荒木泰行君の議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
9 ◯副議長(青木 紘君) 御異議なしと認めます。
よって、
荒木泰行君の議長の辞職を許可することに決定いたしました。
荒木泰行君の入場を認めます。
〔
荒木泰行君入場〕
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議 事 日 程 の 追 加
10 ◯副議長(青木 紘君) ただいま議長が欠員となりました。
お諮りいたします。
この際、
議長選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
11 ◯副議長(青木 紘君) 御異議なしと認めます。
よって、この際、
議長選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
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議 長 選 挙
12 ◯副議長(青木 紘君) 議長の選挙を行います。
選挙は投票により行います。
議場を閉鎖いたします。
〔
議場閉鎖〕
13 ◯副議長(青木 紘君) ただいまの
出席議員数は29人であります。
これより、
投票用紙を配付させます。
〔
投票用紙配付〕
14 ◯副議長(青木 紘君)
投票用紙の
配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15 ◯副議長(青木 紘君)
配付漏れなしと認めます。
〔
投票場所の設営〕
16 ◯副議長(青木 紘君)
投票箱を点検いたします。
〔
投票箱点検〕
17 ◯副議長(青木 紘君) 異状なしと認めます。
これより、投票に移ります。
念のために申し上げます。
投票は、
単記無記名であります。
職員が、
議席番号と氏名を呼び上げますので、
投票用紙に被選挙人の
氏名記載の上、1番議員より順次投票を願います。
〔
職員氏名点呼、投票〕
18 ◯副議長(青木 紘君)
投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
19 ◯副議長(青木 紘君)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
〔
投票箱閉鎖〕
20 ◯副議長(青木 紘君) これより、開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票の立会人に5番
曽田康司君及び26番 畠 起也君を指名いたします。
よって、両君の立ち会いをお願いいたします。
〔開 票〕
21 ◯副議長(青木 紘君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数29票、これは、先ほどの
出席議員数に符合いたしております。
そのうち、
有効投票 28票
無効投票 1票
有効投票中
29番 大井 弘君 23.5票
9番 四十九清治君 2票
23番 金平 直巳君 2票
19番 大井 正樹君 0.5票
なお、この
有効投票中、同一姓の者がありましたので案分をいたした結果でございます。
以上のとおりであります。
この選挙の
法定得票数は、7票であります。
よって、29番 大井 弘君が議長に当選されました。
ただいま議長に当選されました大井 弘君が議場におられますので、
会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔
議場開鎖〕
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議 長 就 任 あ い さ つ
22 ◯副議長(青木 紘君) ただいま議長に当選されました大井 弘君の御挨拶がございます。
〔29番(大井 弘君)登壇〕
23 ◯29番(大井 弘君) 一言御挨拶を申し上げます。
12月の師走に入って、ちょうど
古城公園の雪囲いの中からサザンカのつぼみが赤く色づいておることが目につくきょうこのごろでございます。
大勢の議員の
皆さんの御支持を得て、伝統ある
高岡市議会、その議会においての世話役として、議長として推薦をいただきました
皆さん方に心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。これからは高岡市にとって
高橋市長とともに
誠心誠意、
市勢発展のために
皆さんとともに努力して頑張りたいと、このように思います。
さて、議会においては、さきの議会のときに開かれた議会で通してきたと、このように思い出すわけでございますが、今回の議会においては爽やかな
議会活動をしていきたいと、このように思うわけでございます。そしてまた、爽やかなことはこれから
皆さんと考えていくわけなんですが、いろんな
人事交流が目の前で、そしてまた議会の
皆さんと、特に高岡市を中心として活躍をしておられる方々との話であったり相談であったり協議であったり、身近にやっていくことがこれからの発展につながるものと思うわけでございます。
高齢ではございますが、その点は
皆さんにまたよろしくお願いをし、簡単ですが就任の挨拶にかえさせていただきます。
きょうのこの思いを俳句に書かせていただいたわけですが、詠ませていただきたいと思います。
「冬構え 長生きという 責任感」、このことを今つくりました。
そういったことで終わります。
荒木前議長さんにおいては
大変御苦労さまでございました。
よろしくお願いします。(拍手)
24 ◯副議長(青木 紘君) 大井 弘君の
議長就任の御挨拶が終わりました。
それでは、議長と交代いたします。
大井議長、
議長席にお着き願います。
〔副議長、議長と交代〕
〔
議長着席〕
25
◯議長(大井 弘君) これより、議長の職務を行います。
円滑な
議事運営に努めますので、よろしく御協力のほどお願いいたします。
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継続審査となっていた議案の上程
26
◯議長(大井 弘君) 日程第4 9月
定例会において、閉会中の
継続審査となっておりました議案第79号、議案第80号、認定第1号及び認定第2号を議題といたします。
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委 員 長 報 告
27
◯議長(大井 弘君) これら4件は、閉会中に開催されました
水道病院決算特別委員会及び
決算特別委員会の審査において、その結論を見出しておりますので、各
特別委員会の審査結果及び経過につきまして、
委員長の報告を求めます。
まず、
水道病院決算特別委員長 狩野安郎君より報告をお願いいたします。
〔
水道病院決算特別委員長(
狩野安郎君)登壇〕
28
◯水道病院決算特別委員長(
狩野安郎君) さきの9月
定例会におきまして、
水道病院決算特別委員会に付託され、閉会中の
継続審査となっておりました議案第79号、議案第80号及び認定第1号の審査結果及び経過について御報告申し上げます。
去る11月6日、8日、9日及び13日の4日間にわたりまして
委員会を開催し、慎重に審査を行いました結果、議案第79号 平成23年度高岡市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について、議案第80号 平成23年度高岡市
工業用水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について及び認定第1号 決算の認定についての平成23年度4
会計決算、
高岡市民病院事業会計、
水道事業会計、
工業用水道事業会計、
簡易水道事業会計、以上、その他議案2件及び認定1件については、
全会一致で、いずれも可決、認定すべきものと決しました。
以下、
委員会審査の過程における主な質疑について申し上げます。
まず、
水道関係について申し上げます。
今後、
給水需要が見込めない状況の中、
水道事業の
運営基盤強化の項目として
広域化の研究が
水道ビジョンに掲げられているが、その内容は。また、今後どのように事業に反映させていくのかとの質疑に対し、高岡市や
近隣水道事業者において施設の維持や更新といった共通の課題が出てくることになるので、
経営基盤の強化のため
広域化の勉強を行っていく必要があると考えているとの答弁がありました。
次に、平成23年度から子撫川の
受水単価が引き下げられたが、
水道料金の引き下げには反映させずに
老朽管の布設がえなどの財源にするとのことであった。
老朽管の布設がえの
進捗状況はとの質疑に対し、平成28年度までに
基幹施設は約6キロ
メーターを、
老朽鋳鉄管についても16キロメートルを更新する予定としているとの答弁がありました。
次に、
基幹施設の整備における
工事金額の大きい工事では
地元業者の参入のない状況である。また、これらの
大型事業が実施されることによって、
地元住民から本当に必要とされる新規の管路の要望に対して予算が配当されないおそれもあるが、
地元住民や
地元業者に対する配慮の考えはあるのかとの質疑に対し、今後、
水道ビジョンの
後期計画期間の中で耐震化や
老朽管の更新に大きな投資を行う予定である。地元から要望される管路の整備は調整しながら実施していきたい。また、今後実施する
管路工事についても
地元業者への発注を考えているとの答弁がありました。
次に、水道の
使用水量は今後
経済状況の影響を受けて年々減少していくと考えられるが、水道局として何か対策を立てるといった考えはあるのかとの質疑に対し、
人口減少は当分は続くと考えられ、
水道ビジョンの
後期計画期間内においても
使用水量は減少していくと予想される状況だが、いかに水道を利用していただけるか工夫したい。また、管を延長することで水道を利用していただける方をふやす努力も続けたいとの答弁がありました。
次に、現在、民間の
金融機関では低金利の貸し付けも実施されているが、高金利の
企業債について見解は。また、今後の高金利の
企業債の
繰上償還の
実施予定はとの質疑に対し、金利が5%以上の
企業債は平成24年度で
繰上償還を実施する予定である。なお、金利が5%未満の
企業債の
繰上償還には補償金を支払う必要があるためメリットがないと考えているとの答弁がありました。
次に、
南部簡易水道事業の整備は地域の要望をつかみながら効果的に進めてもらいたいが見解はとの質疑に対し、
南部簡易水道は10年程度で整備していきたいと考えており、整備に入る際には地域の要望を聞きながら実施していきたいとの答弁がありました。
次に、
南部簡易水道整備事業では
水道管の新設を実施しているため加入者が増加していると考えるが、その状況はとの質疑に対し、
簡易水道の普及率は、平成22年度は69.2%、23年度は69.7%であり0.5ポイントアップしている。また、
南部簡易水道事業では、
水道メーターから自宅までの
給水工事を実施される方は
布設地域の3割程度であるとの答弁がありました。
次に、
病院関係について申し上げます。
平成22年度に比べ平成23年度は入院、外来の
利用患者数がともに減少となっているが、その理由はとの質疑に対し、住民の間に
かかりつけ医を持つことが浸透し始めている一方で開業医などとの
地域連携がまだ十分でないことや、退職に伴う医師の迅速な確保ができなかったことが
患者数減少の理由と考えている。また、
市民病院の
急性期病院としての特徴を生かせる患者が少なかったことも一因と考えているとの答弁がありました。
次に、
患者数の減少の要因として
開業医等との
地域連携が十分でないとあるが、
地域連携がどのように進めば
患者数が増加すると考えているのか。また、
地域連携の推進をどのように取り組むのかとの質疑に対し、
地域連携の推進に向け
開業医訪問や
医療関係者との
懇談会を開催している。地域の
医療機関からの紹介や逆紹介により
医療連携が機能し、
患者数の増加につながると考えているとの答弁がありました。
次に、
精神病床運営費補助金が
増加傾向にある
精神科病床について、県内でも
精神科のない
公的病院や
外来診療のみの
公的病院もある。また、高岡市においては多くの有床の
精神疾患の
民間専門病院があることから、これら民間の
専門病院との
機能分化を図り連携していけば経営の健全化につながると考えるが見解はとの質疑に対し、
市民病院は、氷見市、射水市を含めた
高岡医療圏32万人の医療を支える総合的な病院として多岐にわたる
診療科を備えている。
精神病床のあり方については今後見直しということも考えられるが、現段階では現在の体制を維持していきたいとの答弁がありました。
次に、
看護師の退職と採用の状況は。また
退職理由はとの質疑に対し、平成23年度は
退職者20名に対し21名の採用をしている。また、
退職理由は
結婚退職や他の
医療施設や
福祉施設への転職などであるとの答弁がありました。
次に、現在、
院外処方が浸透してきており
薬剤師の確保も重要となっているが、
市民病院の
薬剤師の人数と役割は。また、
薬剤師の給与は民間と大きな格差があると仄聞しているが見解はとの質疑に対し、平成23年度末で14名の
薬剤師が勤務している。役割としては、
院外処方の推進などにより調剤から
入院患者に対する
服薬指導などに比重が少しずつ移ってきている。なお、
民間企業の
薬剤師に比べ、公務員という身分である
市民病院の
薬剤師の給与が低いことは認識しているとの答弁がありました。
次に、
市民病院の医師や
看護師の対応をよくしてほしいとの市民の声もあるが見解はとの質疑に対し、今後とも、医師、
看護師、
職員ともに研修などを通してさらなる接遇の向上に努めていきたいとの答弁がありました。
次に、
病院情報システム保守運用管理業務委託といった
医療情報システムの保守については、県外の他の病院を調査し
契約内容を精査すべきと考えるが見解は。また、この業務に関して
常駐職員はいるのかとの質疑に対し、今後、県外他病院の情報を収集し比較を行い、より妥当性が担保されるよう努めていきたい。また、
保守要員としてはシステムエンジニア1名の常駐とオペレーター2名が交代で常駐しており、夜間は障害対応のサポートセンターで対応しているとの答弁がありました。
次に、全国的に活躍している講師を呼んで病院経営のアドバイスを受けたとのことだが、これによって収支は改善されるのかとの質疑に対し、アドバイスを着実に実行すれば増収になると考えられるが、そのためには医療スタッフなどの協力を得た上での取り組みが必要となる。これからも増収に向けての勉強会などに取り組んでいきたいとの答弁がありました。
以上が主な質疑であります。
続きまして、討論の場における意見について申し上げます。
全会計を認定することに賛成の立場から、
水道事業会計については、
経営基盤の安定に努めながら良質な水の安定供給と地震などの災害に強い水道施設の整備に努められていることを高く評価したい。今後も高岡市
水道ビジョンに掲げる各施策の実現に努められるよう要望する。
市民病院事業会計については、地域がん診療連携拠点病院の機能強化や地域
医療機関との連携推進に努力していることを評価したい。一方、
患者数の減少により純損失額が前年に比べ増加していることから、第III期中期経営計画に掲げる事業を着実に実施することにより経営の健全化を図り、安全・安心、納得の医療の提供に努められることを要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
水道事業会計は、良質な水の安定供給と災害に強い水道施設を整備しながら
経営基盤の安定に努められたことを評価する。
工業用水道事業会計、
簡易水道事業会計ともども一層の
経営基盤と財務体質の強化に努め、高岡市
水道ビジョンに基づく施策を推進し、よりよい水道サービス事業の提供を要望する。
市民病院事業会計は、急性期医療を担う病院として機能強化を図るとともに、災害拠点病院としての体制を整備したこと、また高度医療機器の更新等により安心して治療が受けられる環境づくりに努められたことを評価する。今後も安全・安心、納得の医療の提供に努められるとともに、
高岡医療圏における中核的基幹病院としての役割が果たされるよう要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
水道事業会計、
工業用水道事業会計及び
簡易水道事業会計については、諸経費の削減に努力していることを評価したい。また、
水道料金の引き下げや災害に強い
水道事業に万全を期されるよう要望する。
市民病院事業会計では、純損失額が増加したが経常損益が近年改善傾向にあることや、一時借り入れを行うことなく資金繰りがなされたことを評価したい。また、
高岡医療圏の中核的な基幹病院として市民が安心して医療を受けられる体制づくりを進められるよう要望する。
また、
水道事業における技術の伝承や病院事業において安心して医療を受けられる体制づくりのためにも大幅な職員の増員を要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
水道事業会計については、今後とも、高岡市
水道ビジョンに基づいて水道施設の耐震化の推進などに取り組まれたい。また、受水費の引き下げについて県と協議を続けられたい。今後とも、経営の健全化と水道への信頼を維持する努力を継続し、安全で安心できる良質な水が提供されるよう要望する。
市民病院事業会計については、今後とも経営努力を引き続き行われるよう要望する。また、市民の安全・安心な生活を守り地域医療を担う基幹病院としての役割を果たされるため一層努力されるよう要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
水道事業会計では、前年度に比べ減益となったが純利益を計上したことを評価したい。今後も良質で安心・安全な水の安定供給に努められるとともに、水需要の確保に向けて取り組まれたい。また、
工業用水道事業会計では、引き続き効率的な健全経営を要望する。
簡易水道事業会計では、今後も十分なPR活動とともに水需要の促進に取り組み、良質で安定した水道サービスの向上に努められるよう要望する。
市民病院事業会計では、純損失が生じており今後も厳しい経営状況が予想されるが、一時借り入れを行わずに円滑な資金繰りがなされていたことを評価したい。今後も患者にとって安心して利用できる地域医療の中核を担う拠点病院としての使命が果たされるよう要望するとの意見がありました。
以上をもちまして、
水道病院決算特別委員会の審査結果及び経過の報告といたします。
29
◯議長(大井 弘君)
水道病院決算特別委員長 狩野安郎君の報告が終わりました。
次に、決算特別
委員長 曽田康司君より報告をお願いいたします。
〔決算特別
委員長(
曽田康司君)登壇〕
30 ◯決算特別
委員長(
曽田康司君) さきの9月
定例会におきまして、
決算特別委員会に付託され、閉会中の
継続審査となっておりました認定第2号の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。
去る11月6日、8日、9日、12日及び13日の5日間にわたり
委員会を開催し、慎重に審査を行いました結果、認定第2号 決算の認定についての平成23年度9会計歳入歳出決算のうち、
一般会計、国民健康保険
事業会計、下
水道事業会計、農業集落排水
事業会計、介護保険
事業会計及び後期高齢者医療
事業会計、以上6会計の歳入歳出決算については、賛成多数で、また残りの荻布奨学金
事業会計、駐車場
事業会計及び
工業団地造成
事業会計、以上3会計の歳入歳出決算については、
全会一致で、いずれも認定すべきものと決しました。
以下、
委員会審査の過程における主な質疑等について申し上げます。
まず、経済消防関係について申し上げます。
平成23年度の企業立地等の実績は。また、市内から企業を流出させないような努力が必要であると考えるが見解はとの質疑に対し、空き工場等有効活用促進事業を新たに実施したところ、これまで200件以上の登録があり、60件程度の空き工場等が活用できたことで一定の成果があった。一方、四日市、大滝
工業団地の企業誘致は数件の相談があったが誘致には至らなかった。ただ、オフィスパーク内のG区画は平成23年度に完売している。また、新産業創造プラットフォーム事業を立ち上げ、いろんな企業からニーズやシーズをいただきながら新商品開発などを行っている。今後も市内企業への支援を継続していきたいとの答弁がありました。
次に、金融円滑化法の期限切れにより中小企業にリスクが生じると考えるが、市は中小企業の資金繰りの実態を把握し
金融機関に強く指導、監督すべきと考えるが見解はとの質疑に対し、金融円滑化法の期限切れで生じるリスクは多分に認識している。その上で金融庁には中小企業の支援方針を明確にし、
金融機関への指導、監督を強化してほしいと考えている。加えて、市も市内
金融機関に対し、中小企業へのきめ細やかな金融支援やコンサルティング機能の発揮について要請していきたい。制度融資についても、そのときの
経済状況に応じてきめ細やかな対応をしていきたいとの答弁がありました。
次に、平成23年度に新規事業として旅行商品等企画造成事業に取り組んでいるが、事業内容と成果はとの質疑に対し、旅行会社に着地型旅行商品を作成してもらうための補助制度である。主な商品としては瑞龍寺観光及び写経と精進料理を組み合わせた商品もあった。今後も観光協会みずから手がける商品化を含め、引き続き事業を行っていきたいとの答弁がありました。
次に、国の緊急雇用創出事業を活用して住宅用火災警報器設置促進事業を実施したが、この事業の成果をどのように評価しているのかとの質疑に対し、市内の約6万戸の戸建て住宅のうち4万8,380世帯を戸別訪問し、在宅家庭2万3,159戸の調査結果では設置率は75.5%であった。今回の調査により正確な設置状況が把握できたことで、今後さらに100%の設置を目指して事業の推進がしやすくなった。また、戸別訪問により、住宅用火災警報器の設置義務を知らない方や設置を迷っている方への啓発にもつながり所期の目的を果たしたと考えているとの答弁がありました。
次に、民生関係について申し上げます。
「元気高岡」市民まちづくり事業について、採択に当たっての新規事業と継続事業の割合を含めた基準は。また、応募がふえるよう努力すべきではとの質疑に対し、平成23年度は、新規6件、継続6件が採択された。要綱では3年間継続できることになっている。特に継続に関する基準はないが、新しい要素や波及効果を加えているものが採択されている傾向にある。また、「市民と市政」に掲載したりチラシを公共施設に置いたりして事業の周知に努めているとの答弁がありました。
次に、万葉線夜間増発実証実験事業の実験結果と今後の考えはとの質疑に対し、増発すれば利用者もふえるが費用対効果も考慮する必要がある。実験結果を分析し、万葉線とともに検討したいとの答弁がありました。
次に、平成23年度末の特別養護老人ホームの待機者数は。今後の特別養護老人ホームとグループホーム等の整備の方針はとの質疑に対し、いわゆる待機者は23年度末で101人であり、今後3年間で100人ふえると見込んでいる。このため、第5期介護保険事業計画では、特別養護老人ホームで150床、小規模特養で58床とし、計208床を整備する計画である。また、地域密着型サービスについては1圏域当たり複数整備することとし、全体で18カ所を整備する予定としているとの答弁がありました。
次に、保育料の滞納に対する対応はとの質疑に対し、保育料の滞納対策としては、個別に相談に応じているほか口座振替のお願いもしている。さらに児童手当からの特別徴収も検討している。今後も滞納額を削減するように努力したいとの答弁がありました。
次に、建設関係について申し上げます。
郊外の道路改修については対応がおくれているように思えるが、道路改修を行った延長距離はとの質疑に対し、平成23年度においては300件の補修と80件余りの修繕を行っており、市道の延長は7.15キロメートルであり、改良済み延長は12.38キロメートル、舗装済み延長は9.07キロメートル増加しているとの答弁がありました。
次に、まちなか居住を進めるための定住促進住宅団地支援事業の評価と課題はとの質疑に対し、平成23年度の実績は22年度の倍近い59件となっており、定住促進に寄与していると考えている。しかし、現行制度では補助対象が150平方メートル以上であるが、近年は小規模の土地を求める傾向が多いことから、今後はニーズの把握に努めたいとの答弁がありました。
次に、高岡駅の南北自由通路(万葉ロード)の窓の開閉に関する要望が強いが、今後の改善策は。また、高岡駅の周辺整備が進むにつれて現在の様相も変わってくるが、暑さ対策として外の空気が入るよう改善すべきではないかとの質疑に対し、万葉ロードは、東西の窓の開閉ができないことなどから風通しが悪い状態であった。そこで、平成24年度当初よりミスト発生器4台の設置や北側への窓の設置などで暑さ対策を行ったものである。また、平成25年度には駅北側の人工デッキが完成することから風の流れが発生するものと考えている。駅利用者のための環境改善は重要なことであり、今後も迅速に対応していきたいとの答弁がありました。
次に、浸水対策の取り組み状況は。また、豪雨被害に向けた調整池設置の取り組みはとの質疑に対し、過去の浸水被害のあった地域については調査、検証を行っており、実施可能なところから順次工事を実施していきたいと考えている。また、高岡市緊急浸水対策行動計画の策定を踏まえ、通常の雨水幹線整備とともに浸水被害地域への改修事業も実施していきたい。また、調整池の設置については、平成24年度には浸水被害地域における調整池の設置の可能性について調査したいとの答弁がありました。
次に、総務文教関係について申し上げます。
平成23年度は原子力災害の対応方針についてどのような検討を行ったのか。また、現時点で志賀原子力発電所の再稼働問題についてどのような見解を持っているのかとの質疑に対し、原子力災害対策については、本市を含む西部6市で情報交換を行い広域的対応を協議するとともに、原子力災害に対する防災訓練や安定ヨウ素剤の備蓄などを行った。今後も引き続き県や西部6市と連携し対策を講じていきたい。また、再稼働については、基本的には国が判断すべきものであるが、石川県や志賀町の同意を得ることが大前提であると考えている。本市としては、北陸電力が運転再開について国の判断、石川県や志賀町の同意を得る場合には、あわせて高岡市民にも理解が得られるよう、これまで以上に丁寧な説明を求めていきたいとの答弁がありました。
次に、平成26年度の新幹線開業に向けての
大型事業の進捗により、今後公債費の増加が予想される。本市においては、
大型事業に対して合併特例債など有利な起債の活用を図っている。そのうち、合併特例債は元利償還金の70%について後年度に交付税措置されるが、本市の市債残高総額のうち後年度交付税措置されるものはどのくらいあるのかとの質疑に対し、平成23年度末の普通会計の市債残高は約940億円ある。このうち、臨時財政対策債、合併特例債など後年度に交付税措置されるものは710億円程度ある。これは普通会計の市債残高の75%程度である。今後とも、財政運営に当たっては、交付税措置のある有利な起債を優先的に活用することで将来の負担をできるだけ軽減するよう努めていきたいとの答弁がありました。
次に、不登校児童生徒対策事業の事業内容は。また、不登校の児童生徒が進級し担任がかわる際の対応はとの質疑に対し、心の教室相談員の人件費などが主なものである。また、担任が交代するときの対応については、不登校児童等の資料の引き継ぎや新旧の担任で家庭訪問を行い保護者と面談するなどスムーズな連携となるよう努めているとの答弁がありました。
以上が主な質疑等であります。
続いて、討論の場における意見について申し上げます。
まず、平成23年度高岡市
一般会計、国民健康保険
事業会計、下
水道事業会計、農業集落排水
事業会計、介護保険
事業会計及び後期高齢者
事業会計の以上6
会計決算を認定することに反対の立場から、
一般会計について、厳しい財政状況を踏まえ、高岡駅周辺整備事業等の
大型事業について、費用対効果の徹底検証、事業費の削減等を強く求める。また、公共事業推進には地域経済の振興の見地を堅持し、工事の安全確保に万全を期するよう求める。さらに、ほくほくフィナンシャルグループ株の売却や中小企業への抜本的支援策の強化、議員の海外視察の中止などを実施すべきである。
国民健康保険
事業会計については、国保加入者の担税力は低下しており、さらなる
一般会計からの繰り入れを行い国保税負担の軽減を実施するよう求める。
下水道及び農業集落排水
事業会計については、さらなる使用料負担の軽減に踏み出すべきである。
介護保険
事業会計については、介護労働者の大量離職などから国庫負担金の増加を求めながら、市の財政努力による保険料の引き下げを求める。
後期高齢者医療
事業会計については、後期高齢者医療制度を即時廃止し窓口負担の軽減を図るべきであるとの意見がありました。
次に、全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
元気なふるさと高岡の実現のため、「新幹線開業を見据えた都市基盤整備」などの5つの柱のもと各事業が順調に進められており、本市の新たな発展の基礎づくりが着実に進められた決算となっていることを評価する。今後も行財政全般にわたる見直しを徹底し、より創意と工夫を重ねながら市民の要望をできるだけ施策に反映し、より効果的、効率的な行財政運営に努められるよう要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
地方交付税や国の交付金と市債の増加などにより歳入総額が増額となったものの、
人口減少や長引く景気低迷など本市を取り巻く財政状況は一段と厳しい状況にある。そういった中で、行政の効率化を一層図るなど持続可能な財政運営に努力されたことを評価する。今後も事業の選択と限られた財源の重点的、効率的な配分に留意され、市民が安全で安心して生活できる地域基盤の確立に向けて努めるよう要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
長引く景気低迷の中、法人市民税等の増収、地方交付税や市債等の増加により歳入総額は前年を上回った。また、歳出面では、投資的経費が増大したものの、事務事業の見直しを行い、厳正な施策の選択と財源の重点的、効率的配分に徹したことは評価する。今後も市民生活優先の市政の推進を図るとともに、合併効果が半減した今、本腰を入れた戦略的な人口増対策の強化に努めるよう要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
長引く景気低迷の中、個人市民税は減収となったものの、法人市民税の増収など市税収入が増加した。そのような中、市税収納体制の強化、自主防災組織の組織率向上、子育て支援センターの充実、救急業務の推進などの各施策の実施、さらには効率的な事務事業の見直しや人件費削減等が行われたことを評価する。今後も収納率向上を図り、財政健全化への取り組みと市民サービスの充実に努力するよう要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
元気なふるさと高岡の実現に向けて、新幹線開業を見据え都市基盤整備が進められるとともに、新産業創造プラットフォームを効果的に運用し、地域産業の成長や地域の意欲ある企業を積極的に支援するなど、施策、事業の充実に戦略的に取り組まれたことを評価する。今後も自主財源である市税収入の減少が続くものと予想され、厳しい予算編成となるが、安心・安全、市民のことを一番に考える市政運営を行うよう要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
市税収入は増加したものの、地方交付税等の依存財源比率が高いなど、依然として厳しい財政状況にある。また、歳出面は、投資的経費が増加したものの、事務事業の見直しや職員数の削減等による義務的経費の削減に努めたこと、また、元気なふるさと高岡の実現に向け5つの柱に財源を重点配分されたことなどを評価する。今後も構造改革を進め、市民が安全で安心して暮らせる住みよい高岡の実現に努めるよう要望するとの意見がありました。
以上をもちまして、
決算特別委員会の審査結果及び経過の報告といたします。
31
◯議長(大井 弘君) 決算特別
委員長 曽田康司君の報告が終わりました。
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質 疑
32
◯議長(大井 弘君) これより、
委員長報告に対する質疑に入ります。
別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。
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討 論
33
◯議長(大井 弘君) 次に、討論に入ります。
通告がございますので、発言を許します。23番 金平直巳君。
〔23番(金平直巳君)登壇〕
34 ◯23番(金平直巳君) 私は日本共産党議員団を代表し、認定第2号に関連して、平成23年度高岡市
一般会計歳入歳出決算、国保
事業会計決算、下
水道事業会計決算、農業集落排水
事業会計決算、介護保険
事業会計決算並びに後期高齢者医療
事業会計決算の認定に反対の立場から討論を行います。
まず、一般
会計決算についてでありますが、依然として厳しい財政状況を踏まえ、高岡駅周辺整備事業に代表される
大型事業については、費用対効果の徹底した検証、事業費の削減努力、事業推進についての民意の反映を強く求めるものであります。現状では来春には市債残高が1,000億円を突破することが予想され、市債発行への一層厳格な対応を期待し、健全な財政運営を期すべきであります。
公共事業推進に当たっては、地元企業の振興と地元雇用の確保など地域経済の振興の見地を堅持して、工事の安全性の確保に万全を期されるよう求めるものであります。
財政運営が困難な中で、保有の意義をなくしているほくほくフィナンシャルグループ株の売却の方針を鮮明にして、売却による財源を、例えば住宅リフォームへの助成に充てるなど、有効な景気対策に充当するよう求めるものであります。
オタヤ開発への5億6,000万円の貸し付けについては、資金繰り難で倒産する中小企業が増大している中で、これは極めて公平性を欠くものであります。地元経済と雇用を支えている中小企業への抜本的支援策を強化されるべきであります。中小企業の資金繰りを支援する金融円滑化法の再延長を政府に強力に要請すべきであります。
全国的に自粛の動きがある中で、公費を使った議員の海外視察は無駄であり、早急に廃止して議会が率先して経費節減に努めるべきであります。
国保
会計決算について述べます。
景気の低迷、雇用状況の悪化のもとで、国保加入者の担税力は一層低下しています。市の独自の財政努力によって市民負担の軽減を図る点で、全国的レベルと比較して市の努力は極めて不十分です。この点では6月
定例会で一定の努力方向が示されましたが、さらなる抜本的な努力を求めたいと思います。
下水道及び農業集落排水
事業会計決算について述べます。
一般会計繰入金と資本費平準化債は、市民1人当たりで見ますと極めて低額であり、県内平均値に到達すれば下水道使用料の軽減は可能です。この点での努力を求めたいと思います。
介護保険
会計決算について述べます。
介護労働者の大量離職など、介護基盤の崩壊が懸念されます。国庫負担増を求めながら、市の財政努力による介護保険料の負担軽減を求めるものであります。
後期高齢者医療
会計決算について述べます。
75歳以上の高齢者を別枠の制度に追いやる後期高齢者医療制度は、既に総選挙で国民的審判が下され、即時廃止が民意となっています。後期高齢者医療制度を廃止する公約を棚上げして負担増を実施することは絶対に許されません。
次に、評価すべき諸点について触れたいと思います。
この間、学校耐震化率向上に向けた努力を評価し、さらなる取り組みの強化をお願いしたいと思います。
道路の維持補修の取り組みを評価し、数多く寄せられている住民ニーズに今後も応えていただきたい、このように思います。
最後に、安心・安全、そして住民の目線に立った、住民こそ主人公の市政の実現を期して全力で奮闘する日本共産党の決意を表明して、私の討論といたします。
35
◯議長(大井 弘君) これをもちまして、討論を終結いたします。
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採 決
36
◯議長(大井 弘君) これより、採決を行います。
最初に、
議案第79号 平成23年度高岡市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について 及び
議案第80号 平成23年度高岡市
工業用水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について
以上、2件を一括して採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は、いずれも可決であります。
本案は、
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
37
◯議長(大井 弘君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第79号及び議案第80号の計2件は、いずれも
委員長の報告のとおり可決されました。
───────────────────────────────────────
次に、認定第1号 決算の認定について、
平成23年度高岡市
高岡市民病院事業会計決算
平成23年度高岡市
水道事業会計決算
平成23年度高岡市
工業用水道事業会計決算 及び
平成23年度高岡市
簡易水道事業会計決算
以上、4
会計決算を一括して採決いたします。
これらの決算に対する
委員長の報告は、いずれも認定すべきものとしております。
これらの決算は、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
38
◯議長(大井 弘君) 起立全員であります。
よって、4
会計決算は、
委員長の報告のとおり認定されました。
───────────────────────────────────────
39
◯議長(大井 弘君) 次に、認定第2号 決算の認定についてのうち、まず、
平成23年度高岡市
一般会計歳入歳出決算
平成23年度高岡市国民健康保険
事業会計歳入歳出決算
平成23年度高岡市下
水道事業会計歳入歳出決算
平成23年度高岡市農業集落排水
事業会計歳入歳出決算
平成23年度高岡市介護保険
事業会計歳入歳出決算 及び
平成23年度高岡市後期高齢者医療
事業会計歳入歳出決算
以上、6
会計決算を一括して採決いたします。
これらの決算に対する
委員長の報告は、いずれも認定すべきものとしております。
6
会計決算は、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
40
◯議長(大井 弘君) 起立多数であります。
よって、6
会計決算は、
委員長の報告のとおり認定されました。
───────────────────────────────────────
41
◯議長(大井 弘君) 次に、残りの
平成23年度高岡市荻布奨学金
事業会計歳入歳出決算
平成23年度高岡市駐車場
事業会計歳入歳出決算 及び
平成23年度高岡市
工業団地造成
事業会計歳入歳出決算
以上、3
会計決算を一括して採決いたします。
これらの決算に対する
委員長の報告は、いずれも認定すべきものとしております。
3
会計決算は、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
42
◯議長(大井 弘君) 起立全員であります。
よって、3
会計決算は、
委員長の報告のとおり認定されました。
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議 案 の 上 程
43
◯議長(大井 弘君) 次に、日程第5 議案第84号から議案第112号まで及び報告第3号を議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
44
◯議長(大井 弘君) 市長 高橋正樹君より提案理由の説明を求めます。
〔市長(高橋正樹君)登壇〕
45 ◯市長(高橋正樹君) 平成24年12月
定例会の開会に当たり、提案理由の説明に先立ちまして、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げます。
初めに、先月16日に衆議院が解散され、明日、衆議院議員総選挙が公示されます。我が国が国内外ともに多くの課題を抱えている中、今後の進路を決定する上で極めて重要な意義を持つ選挙であります。
経済対策をはじめ持続可能な社会保障制度の構築やエネルギー問題、東日本大震災からの復興など、我が国が直面する課題に正面から向き合い、真に国民に資する政策の実現に力を発揮されるよう選挙後の政権に期待するものであります。
内政の多くの部分を担い、住民に最も身近な基礎自治体としては、今後の住民生活や地方に直接かかわる政策について、国と地方の協議の場などの真摯な協議を通じて地方の意見を十分踏まえた政策運営が行われますよう求めてまいりたいと存じます。
次に、東日本大震災による災害廃棄物の処理の受け入れについて申し上げます。
受け入れに当たっては、その安全性を確認するため、まずは試験焼却を実施することとし、富山県などとその実施方法などについて調整を進めてきたほか、施設周辺自治会の皆様には処理の流れや安全性などについて御説明し、試験焼却の実施に御理解をいただいてきたところであります。試験焼却については今月中旬に実施することとしており、現在その準備に取り組んでおります。
次に、北陸新幹線関連の整備について申し上げます。
北陸新幹線につきましては、市内の高架橋工事が完了したほか、新幹線新駅駅舎の鉄骨が立ち上がり、いよいよ駅舎の建築が本格的に始まりました。
こうした中、民間が主体となり、本市も参画している新幹線まちづくり推進高岡市民会議においては、開業を見据えたロードマップや新規事業などを盛り込んだ新幹線まちづくりアクションプランの改訂版が承認され、市民挙げての活動が一層充実した形で推進されることとなりました。また、先月29日には、私みずからJR西日本本社を訪問し、新幹線開業後のまちづくりへの協力を要望してきたところであります。
城端線新駅につきましては、当面1面1線構造の駅を設置することでJR西日本と合意が整い、本日、金沢支社長と基本協定書の調印式を行ったところであります。今後速やかに設計業務に着手し、一日も早い完成を目指してまいります。
本市としましては、今後とも交流拠点性を一層高めるまちづくりに取り組み、北陸新幹線の開業を契機に新たな飛躍を目指してまいる所存であります。
それでは、ただいま上程されました予算議案6件、条例議案5件、その他議案18件、報告案件1件の計30件について御説明申し上げます。
議案第84号から議案第89号までは、
一般会計及び
特別会計の補正予算であります。
補正予算の規模は、
一般会計 18億5,098万2,000円の増額
特別会計 3,267万6,000円の減額
総 計 18億1,830万6,000円の増額
であります。
今回の補正予算は、新幹線開業に向けた準備を着実に進めるとともに、安全・安心な市民生活の確保に向けて公共施設の耐震化を進めるほか、人員配置に伴う人件費の調整などを行うものであります。また、新年度に実施する事業の円滑な執行を図るため債務負担行為を設定いたします。
以下、その主な内容について、総合計画の施策の体系に沿って御説明申し上げます。
「高岡駅・新幹線新駅周辺の一体的整備」につきましては、新幹線新駅と現高岡駅とのアクセス強化に向け、城端線新駅及び東西自由通路の設計、工事に係る協定をJR西日本と締結するため債務負担行為の設定を行います。
「防災対策の充実」につきましては、公共施設の安全性を確保するため、小学校3校の校舎及び3校の体育館について耐震補強工事を前倒しして実施するほか、民間保育所2園の耐震補強工事に対する助成を行います。
また、7月に発生した豪雨災害により被災した農地、農業用施設、林道、市道などの復旧工事の進捗を図ります。
このほか、新年度当初における事務の円滑化や年度間の切れ目のない発注と計画的な施工促進を図るため、庁舎、施設などの施設管理業務及び公共下
水道事業において債務負担行為を設定します。
続きまして、議案第90号から議案第112号までの条例その他議案について申し上げます。
条例議案につきましては、おぜ保育園を廃止するための条例及びひとり親家庭などへの医療費助成の対象に、いわゆるDVにより裁判所から保護命令を受けた者の配偶者の家庭を追加するための条例など、一部改正条例5件を提案しております。
その他議案につきましては、14件、15施設に係る指定管理者の指定及び高岡西部総合公園野球場新築工事に伴う工事請負契約の締結など18件を提案しております。
報告案件につきましては、平成24年度
一般会計補正予算の
専決処分に係るもので、今月16日執行予定の衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に係る経費について予算補正したものであります。
以上、提出いたしました諸案件について御説明申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
46
◯議長(大井 弘君) 市長 高橋正樹君の提案理由の説明が終わりました。
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休 会
47
◯議長(大井 弘君) お諮りいたします。
明4日及び来る5日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
48
◯議長(大井 弘君) 御異議なしと認めます。
よって、明4日及び来る5日は、休会とすることに決定いたしました。
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次 会 の 日 程 の 報 告
49
◯議長(大井 弘君) 次に、議会の日程を申し上げます。
次回の本会議は、来る6日、開議時刻を繰り上げて午前10時より再開し、各議員による市政一般に対する質問並びに提出議案に対する質疑を行います。
また、同日6日午前9時より
議会運営委員会を開催いたします。
なお、本日、本会議終了後、議案説明会を開催いたします。
以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
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教育
委員会委員就任あいさつ
50
◯議長(大井 弘君) この際、9月
定例会において、教育
委員会の委員の任命について同意をいたしました山崎隆志君より御挨拶がございます。
〔山崎隆志君登壇〕
51 ◯山崎隆志君 お許しをいただきまして一言御挨拶を申し上げます。
さきの9月の
定例会最終日におきまして、議員の皆様に教育委員の任命に同意をいただきました山崎隆志でございます。
本来ですと最終日当日に皆様に御礼の御挨拶を申し上げるべきところ、私の都合で欠席をさせていただきました。わがままをお許しいただきましたことに改めて御礼を申し上げます。また、皆様方には大変御迷惑をかけたことと思います。おわびを申し上げます。にもかかわらず、こうしてまた御挨拶の機会をいただきましたことを心から御礼を申し上げたいというふうに思います。
私が申し上げるまでもなく、教育は地域の、そして国の根幹でございます。私のような浅学非才の者がこの大きなテーマに果たしてお役に立てるかどうか、いささか私自身が不安でございますけれども、こうして高岡市教育
委員会の末席に連なることを皆様方にお許しいただいた以上は、何よりもまず当事者意識を持ち、責任感を持って
誠心誠意努力を重ねてまいりたいというふうに思っております。
どうぞ皆々様には倍旧の御指導を賜りますように心からお願いを申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。
きょうはどうもありがとうございました。(拍手)
52
◯議長(大井 弘君) 山崎隆志君の御挨拶が終わりました。
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散 会
53
◯議長(大井 弘君) 本日は、これで散会いたします。
御苦労さまです。
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散会 午後2時28分
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